こんにちは。akiakimamamです。
今回は、理学療法士の転職について私見を交えて書いていきます。
子育て世代のセラピストや、20代30代で転職を考えている方
のお役に立てればいいなと思っています。
この記事を読んでほしい人
- 転職を考えているセラピスト
- 20代、30代の子育て世代のセラピスト
- 田舎暮らしで周囲に転職先が少ないセラピスト
当てはまる方は読んでみてください。
子育ての両立は可能?
答えは可能です。
理学療法士は日勤業務が主。私も病院で正規雇用として働いています。
他の医療従事者からすると、子育てをする上では働きやすい。
しかし、働く職場によっては大変になることもあると思います。
筆者の職務歴
ここからは、私個人の体験を元にお話しします。
筆者(akiakimamam)は転職1回、法人内移動3回、施設バイトの経験をしています。
理学療法士歴13年目です。
新卒採用で入った総合病院はベッド数700床の規模で、急性期(整形)を担当していました。
残業は月に20時間程度でした。
勉強会も多く20時ごろまで病院に残っていることも。
勉強会の参加は、残業とみなされず自己研鑽という名のサービス残業。
朝も1時間早く出勤し、情報収集を行っていました。これもサービス残業。
学会発表も強いられて、家に帰ってからもPCの前で資料作成など行っていました。
このころは独身かつ、新人ということで仕事への意欲もあり苦ではありませんでした。
今思うと、プライベートあまり充実してなかった。。。
2年後移動で、同法人の療養病院で働きました
ここは、残業はほぼなく定時出退勤でした。しかし、残業代がなく給料面ではきつかったです。
テニススクールに通ったり、旅行に出かけたり、プライベートは充実できたけど
お金の心配は尽きなかったです。
2年後
地元の総合病院へ転職しました。
訪問リハビリを担当しました。ここも残業はなく、土日休みでした。
3年後移動で、病院勤務になりました。残業は月に10時間程度。
勉強会も月に1回と決まっており、学会発表は
自主的に取り組んでいる人もいますが、強制はされません。
この時期に、結婚、妊娠とライフステージが大きく変わりました。
幸い、福利厚生が充実しており、妊娠中は残業なし
出産を機に、時短勤務で働くことができています。
現在は、2人目育休中です。
病院勤務と施設勤務の違い
労働時間は?
私見ですが、医療分野(特に急性期・回復期)は残業が多い。
介護分野では残業が少ないイメージがあります。
下記のデータでは、どちらもあまり変わらないようです。
医療従事者の需給に関する検討会 第2回 理学療法士・作業療法士需給分科会
参照:平成29年厚生労働科学研究費補助金地域医療基盤開発推進研究事業 「理学療法士・作業療法士の勤務実態及び働き方の意向等に関する調査」より
平成29年厚生労働科学研究費補助金地域医療基盤開発推進研究事業 「理学療法士・作業療法士の勤務実態及び働き方の意向等に関する調査」より
このデータでは、残業時間は週に2時間程度。
おそらく、サービス残業なんかは数字には入っていないはず、、、
現場の感覚と、データでは相違がありそうですね。
福利厚生は?
大規模病院は組合もあり、福利厚生が充実していることが多いです。
また、スタッフ数が多いと産休・育休を取得しても、
残っているスタッフへの負担は少なくて済みます。
クリニックや事業所などになると、福利厚生の手厚さは様々です。
スタッフ数が少ない、一人職場の場合は休みづらいことが考えられます。
パートや非常勤で働く上では、求人数も多く、転職しやすいと思います。
訪問リハビリも求人数が多く、
歩合制(1件訪問につき○○円など)のところもあります。
訪問は経験年数がものを言うところもあります。
子育て中の世代には、訪問で働くのも選択肢にいれてみてはいかかですか。
転職活動どうする
ここからは、どのように転職活動をしていけばよいか書きます。
1気になる事業所のHPをチェック
2ネットで求人検索
3転職エージュエントに登録
4気になる事業所の見学を調整する
5履歴書、面接を受ける
少しでも転職に興味がある、今の職場に不満・不安がある方は
上記のことを試してみてください。
1~3はスマホから簡単にできるので、今すぐに始められます。
転職自体は、給料減や、職場環境の悪化
のリスクがありますが
転職活動自体は、ノーリスクです。
転職活動は長期戦が吉
私が転職活動を始めたのは、転職する2年前からです。
元々、地元にUターン、病院勤務(正社員)を希望していました。
しかし、住んでいるところが田舎で通える総合病院は2つ。
施設の求人はあるがパート採用が多く、望みは薄い状態でした。
運よく、総合病院に入れたのは、日々HPをチェックしていたからです。
総合病院は、人気があり、採用枠を超える応募があります。
転職エージェントやハローワークを介さずとも求人が集まります。
しかも、求人掲載から応募締め切りまで2か月ほどしかなく、
見逃すところでした。
転職エージェントも活用して、地域の求人情報を知っておくことも必要だと感じました。
給料面では、以前より減りましたが、
子育てしやすい環境(実家近い、時短勤務)になりよかったと実感じています。
最後に
まとめ
転職を少しでも考えている人に向けて書きました。
転職自体はリスクがある
転職活動はノーリスク。
情報を得ていくには、時間をかけて見ていく方がいい。
転職を考えている方の参考になれば幸いです。
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